PCに湿度計センサーを取り付ける意味とは

今やパソコンがあればショッピングや映画鑑賞、ゲームなどあらゆるエンタテインメントを楽しむ事が可能です。

1990年代までは仕事用の機器という位置づけであり、搭載されている機能も限定されていました。それが現行機種だとテレビチューナーや録画機能、カメラ・テレビ電話など付加価値も大きくなっており高スペックマシンとも呼べます。以前からパソコンは精密機器として取り扱われており、高温多湿の環境では使用を控えるのが賢明であるとされていました。

そのため、デスクトップ・ノートPCどちらにも本体背面や側面に冷却ファンが備わっていて電源を入れている間は常時駆動して風を送っています。しかしそれだけでは適切に湿度対策がしにくいので、「湿度計センサー」を用いることを日本情報処理推進機構では推奨されています。湿度計センサーとは、赤外線を用いてセンサー周辺の湿度を正確に測定するものです。デスクトップパソコンであれば本体ケース内に備わっているマザーボードと接続して、メイン基盤を湿気から守るように指示を出します。

ノートパソコンであればUSB端子と接続をする外付けタイプになり、冷却ファンの動作を制御することが可能です。昨今のパソコンは薄型になっているため、販売時に湿度計センサーが備わっていないモデルもあります。日本は年間を通して湿度が高い地域なので、精密機器であるパソコンを湿気から守って大切なデータを守るためには、湿度計センサーを取り付けておくのが賢明といえます。

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