デジタルタイプの湿度計センサーを利用するメリット
目視で確認するアナログタイプの湿度計と違って、デジタルタイプの湿度計センサーを利用するメリットは様々です。
まず、デジタルデータによって情報処理を行うことができるようになっているので、データをデータベースに保管してAIの運用に利用することができます。例えば、植物の健康状態をカメラなどで撮影した後、そのときの湿度を計測してデータベースに記録、AIが処理を行えば、植物の健康状態と湿度の相関関係を把握することができるようになります。
もちろん、湿度計センサーはアナログタイプのものよりも誤差が少なくなっているので手に入るデータも正確で適切に情報を処理することができるでしょう。他にも、湿度計センサーは生活の身近な場面で利用するメリットがあります。浴室の湿度が高い場合、浴室内にカビが繁殖してしまうことがあります。これを防ぐために換気扇を稼働させておく必要がありますが、常時稼働させてしまうと、電気代が高くなってしまうことが多いです。
そこで、湿度が高い場合だけ換気扇を回すことで節電を実現させます。湿度の高い状態を把握するためには、換気扇の動力源に湿度計センサーを設置して、一定値を超過した場合に、換気扇を稼働させるようにすれば良いのです。これで必要なときだけ換気扇が自動で稼働するようになり、自分でスイッチを押したりする必要もなくなるので、手間もかかりません。カビの繁殖を防ぐとともに、センサーを使用して湿度を管理することができるのです。